宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2020/ 8/27 12:26 更新 太陽風はやや高速になっています。磁気圏の活動も少し高まっています。 担当 篠原 SOHO衛星LASCO C3の右下から、 小さい彗星が太陽に向かって進んでいます。 その様子を1枚目の動画で紹介します。 この後、LASCO C2でも見える様になりそうです。 どのくらい明るくなるでしょうか。 その太陽は、今日も無黒点で、 X線グラフも変化のない状態です。 今月の前半は黒点の出現が続いていたのですが、 ひと休みでしょうか。 太陽風は、昨日のニュースの直後に速度が450km/秒へ高まり、 以降、430〜480km/秒とやや高速の状態になっています。 コロナホールの影響が始まったのかもしれません。 磁場強度は、5nT前後と平均的な状態です。 南北成分は、時々、南向きの変化が発生して、 AE指数に300〜500nT程度の小規模の変化が 繰り返し発生しています。 27日周期の図を見ると、前周期の太陽風は、 700km/秒くらいまで速度が高まっています。 今回はどの程度の変化になるでしょうか。 太陽の右下に小さい彗星が現れています。SOHO衛星LASCO C3。 (c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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