宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:45)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気嵐がやや発達しています。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
8/29 --- ---
8/28 --- ---
8/27 --- ---

黒点  8/29 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:34 489 -2.5
-2 h 483 -1.7
-4 h 497 -0.6
-6 h 478 -3.2
-8 h 464 +0.5
-10 h 472 +0.4
-12 h 422 +5.4

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
13:30 -67 -/ -
-2 h -49 -/ -
-4 h -52 -/ -
-6 h -45 -/ -
-8 h -37 -/ -
-10 h -31 -/ -
-12 h -36 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.5 2x10^1
8/29 0.7 2x10^2
8/28 0.7 2x10^2
8/27 0.7 2x10^2
8/26 0.7 1x10^2
8/25 0.7 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2020/ 8/24 13:31 太陽風は平均的な速度に戻っています。太陽は無黒点です。
2020/ 8/25 11:52 太陽風は低速になっています。磁気圏も穏やかです。
2020/ 8/26 12:58 太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。
2020/ 8/27 12:26 太陽風はやや高速になっています。磁気圏の活動も少し高まっています。
2020/ 8/28 12:57 太陽風は平均的な速度で、磁気圏も比較的穏やかです。
最新のニュース

2020/ 8/29 13:45 更新
高速太陽風が始まりました。磁気圏の活動もやや高まっています。

担当 篠原

太陽風の速度は、昨日の夕方に450km/秒へ高まり、
その後もゆっくりと上昇が続いて、
今朝、29日7時(世界時28日22時)に500km/秒に達しています。
その後は、480〜500km/秒で推移しています。

27日周期の図を見ると、
前周期より少し早いくらいのタイミングで
変化が始まったのかもしれません。
前周期は600km/秒台まで一気に速度が高まっていますが、
今回はどうなるでしょうか。

太陽風の磁場強度は、5nTから一時的に10nTに強まりましたが、
現在は5nTと平均的な状態に戻っています。
南北成分は、弱い南寄りの傾向になっている様です。
その中で、-5nTを超える南向きの変化が発生していて、
この頃にAE指数は1400nTの大規模な変化が発生しています。
この他は、500nT前後の中規模の変化が続いています。
磁気圏の活動は、この後も高まった状態が続く可能性があります。

前周期の太陽風速度の高まりは、5日ほど続いています。
今回はどうなるでしょうか。
SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、
北極から縦に伸びるコロナホールが見えています。
この領域の影響が3日後くらいに地球にやって来るのかもしれません。


太陽は、無黒点で穏やかです。
8月の後半は、黒点が現れないまま終わるのでしょうか。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr


GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。