宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2020/ 8/31 12:25 更新 やや高速の太陽風が続き、磁気圏の活動も高まった状態です。 担当 篠原 太陽風は、450〜500km/秒とやや高速の状態で推移しています。 磁場強度も、5nTから7nTへ少し強まっています。 27日周期の図で前周期の高速風と比較すると、 勢いはだいぶ弱くなっています。 磁場の南北成分は、弱い南寄りの傾向から、 グラフの後半で南向きにやや強まっています。 このため、AE指数の変化も、 グラフの中盤までは500mT程度でしたが、 終わりのあたりでは、1000nTに達する変化になっています。 SDO衛星AIA193では、 北半球の緯度の高い領域のコロナホールが 太陽の西側に進んでいます。 この領域の影響が今後やって来る可能性があります。 高速太陽風は、もう一度強まるでしょうか。 太陽は無黒点です。 8月の後半は、黒点が現れないまま終わりそうです。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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