宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2020/ 8/26 12:58 更新 太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。 担当 篠原 太陽風の速度は、350km/秒前後と低速の状態が続いています。 磁場強度は、上下しながらですが、 5nT前後と平均的な状態です。 磁場の南北成分は、概ね0nT付近か北寄りで推移しています。 磁気圏は静穏で、AE指数はほとんど変化のない状態です。 ただし、太陽風のグラフの最後に、 磁場が南向きに変化する時間帯があり、 この後、変化の傾向が変わるかもしれません。 SDO衛星AIA193を見ると、 太陽の北半球の高緯度寄りにコロナホールが広がっています。 2〜3日後くらいに、 この領域の影響で太陽風の速度が高まるかもしれません。 しばらく注目してください。 太陽は無黒点です。 X線グラフも変化のない状態です。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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