宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2020/ 8/25 11:52 更新 太陽風は低速になっています。磁気圏も穏やかです。 担当 篠原 太陽風は、速度が400km/秒から360km/秒へ下がり、 低速の風に戻っています。 磁場強度は、3〜4nTとやや弱い状態です。 磁場の南北成分は、 昨日のニュース以降、弱い北寄りになっています。 このため磁気圏は穏やかになっていて、 AE指数はほとんど変化がありません。 SDO衛星AIA193では、 北半球のコロナホールが、太陽の中心線付近まで進んでいます。 3〜4日後に太陽風速度の高まりが始まるかもしれません。 27日周期の図では, 前周期は8月2日から変化が始まっています。 太陽は無黒点です。 X線グラフも変化はなく、穏やかです。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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