宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2020/ 8/24 13:31 更新 太陽風は平均的な速度に戻っています。太陽は無黒点です。 担当 篠原 太陽風の速度は、昨日の午後から少しずつ高まり、 今日に入る頃に400km/秒と平均的な速さに達しました。 現在までこの状態で安定しています。 磁場強度は、速度が高まる頃に7nTへ少し強まりましたが、 現在は3nTとやや弱い状態に下がっています。 磁場の南北成分は、小幅ですが南北に変化して、 AE指数には300〜500nTの小規模の変化が発生しています。 現在は磁場強度が弱まってきたので、 今後は、より穏やかな状態になりそうです。 SDO衛星AIA193では、 太陽の北東側(左上)に横に細長くコロナホールが伸びてます。 この領域は、27日周期の図の前周期の8月2日以降に 高速の太陽風をもたらしたと考えられます。 今回の回帰は8月29日頃に相当しますが、 太陽風はどの様な変化になるでしょうか。 太陽は無黒点が続いています。 X線グラフも変化はなく、太陽は穏やかです。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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