宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2020/ 8/23 10:19 更新 太陽風は低速ですが、磁気圏の活動が少し高まっています。 担当 篠原 太陽風は、330〜340km/秒と低速の状態で安定しています。 磁場強度は、5nTへ少し上がっていますが平均的な状態です。 穏やかな太陽風が続いています。 磁場の南北成分は、 -5nT程度の南向きの変化が頻繁に発生しています。 このため、磁気圏の活動が少し高まって、 AE指数は、400nT程度の小規模の変化が続くようになっています。 SDO衛星AIA193は、北極側にコロナホールが広がっていますが、 低緯度域は目立つほどのコロナホールはなく、 太陽風は穏やかに推移しそうです。 太陽は、無黒点のままです。 X線グラフはAクラスの小さい変化が発生していますが、 活発化する様子は見られません。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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