宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2020/ 8/22 13:29 更新 低速の太陽風が続いています。太陽は無黒点になっている様です。 担当 篠原 太陽風の速度は、320km/秒で安定していましたが、 今朝くらいから350km/秒へ少し上昇しています。 低速の状態は続いています。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真で注目していた コロナホールの影響がやって来たのかもしれません。 磁場強度は4nT前後と平均的な状態です。 南北成分は、南向きの変化が見られる様になり、 AE指数には300nT程度の小さい活動が発生しています。 全体としては、磁気圏は穏やかです。 SDO衛星AIA193では、 太陽の低緯度域はぼんやりと光っていて、 コロナホールはありません。 この後も穏やかな太陽風が続きそうです。 太陽は、2772群の黒点が消えています。 南東(左下)の小さい黒点も見えなくなって、 無黒点になっている様です。 X線グラフも変化はなく、太陽は穏やかです。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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