宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2020/ 8/19 12:51 更新 太陽風は低速ですが、磁気圏がやや活動的になっています。 担当 篠原 太陽風の速度は、300km/秒から350km/秒へ少し上がっています。 低速の状態は続いています。 磁場強度は、上下の変化が見られますが、 5nT前後で推移しています。 磁場の南北成分は、南向きの変化が続く様になっています。 太陽風は低速ですが、磁気圏の活動は少し高まっていて、 AE指数は、500nTの中規模の変化が3回ほど発生しています。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、 太陽の中央部にコロナホールが見えています。 先頭(右端)は西半球に進んでいて、 明日か明後日くらいから太陽風の速度が高まるかもしれません。 27日周期の図の前周期のグラフを見ると、 高まるというほどではありませんが、 7月24日から速度が400km/秒に上がる変化が見えています。 この変化が強まる様になるのかもしれません。 太陽では、昨日現れた黒点に2772群と番号が付けられています。 また、中央部の北寄りに小さい黒点が現れています。 X線グラフは、 半日ほど前からAクラスの小さい活動が続くようになっています。 2772群で発生している様です。 この後、さらに規模が大きくなるでしょうか。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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