宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2020/ 8/18 12:54 更新 低速の太陽風が続いています。太陽に新しい黒点が現れています。 担当 篠原 太陽風は、300km/秒前後の低速の状態が続いています。 磁場強度は、5nTから4nTへ少し下がっています。 磁場の南北成分は、比較的北寄りに推移しています。 速度が遅いこともあって磁気圏は穏やかで、 AE指数はほとんど変化のない状態です。 SDO衛星AIA193では、 太陽の中央部のコロナホールが 昨日よりも濃く、大きさも広がって見えています。 この見え方だと、2〜3日後くらいに 太陽風速度の高まりがやって来るかもしれません。 昨日のCMEによる乱れも重なる可能性があり、 変化の始まりの頃に注目して下さい。 太陽では、中央部の北西側(右上)に 新しい黒点が出現しています。 緯度は北緯18度程度とやや高めで、 磁場の並びも、新しい第25期の順番です。 X線グラフは特に変化はなく、太陽は穏やかです。 (c) SDO (NASA)、作図:宇宙天気ニュース SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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