宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2020/ 8/15 13:44 更新 太陽は7月21日以来の無黒点です。低速の太陽風が続いています。 担当 篠原 太陽は、2770、2771黒点群の黒点が消えて、 無黒点になっています。 太陽が無黒点になるのは、7月21日以来で、 およそ24日連続で太陽に黒点が見えていたことになります。 黒点のある日がこれだけ連続するのは、 2017年10月以来で、およそ3年ぶりとなる様です。 黒点の発生が連続するのは、偶然という面もありますが、 太陽の活動が変わりつつあることを示している様に思います。 太陽風は、300km/秒の低速の風が安定して続いています。 磁場強度は3〜4nTです。 磁気圏は静穏で、AE指数はほとんど変化がありません。 SDO衛星AIA193は、 南極から低緯度側に伸びるコロナホールが、 太陽の中央線に達しています。 緯度が高めですが、太陽風に変化が見られるでしょうか。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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