宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2020/ 8/13 13:48 更新 太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。昨日の黒点は2771群となっています。 担当 篠原 太陽風は、300km/秒の低速の風が続いています。 太陽風の速度のグラフの最初に、 450km/秒から300km/秒へ 急に速度が下がる変化が見えていますが、 最初の450km/秒の部分はデータエラーで、 ずっと300km/秒付近で安定している様です。 太陽風の磁場強度は、3nTとやや弱い状態です。 磁気圏は穏やかで、 AE指数は小さい変化が時々起きている程度です。 SDO衛星AIA193では、低緯度域にコロナホールは見られず、 この後も穏やかな太陽風が続きそうです。 太陽は、昨日南東(左下)に現れた黒点に 2771群と番号が付けられています。 一方、北西(右上)の2770黒点群は、 ほとんど見えなくなっています。 また、南西の端の向こう側から上がってきた領域は、 白斑は見えていますが、黒点はなかった様です。 X線グラフは、2770群で起きていた小さい活動がなくなり、 静かになっています。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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