宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2020/ 8/12 13:09 更新 太陽に新しい黒点が現れています。太陽風は低速です。 担当 篠原 太陽の南東(左下)に新しい黒点が出現しています。 STEREO Ahead衛星で注目していた領域ではなく、 今朝早くから見え始めた黒点です。 緯度は南緯19度程度と高めで、 やや分かりにくいですが、 磁場の並びも新しい第25期の順番になっている様です。 昨日注目していた領域は、 ちょうど南東の端に見え始めたところです。 磁場写真に磁場の強まりが少し見えています。 2770黒点群は、黒点としては昨日よりも小さくなっていますが、 昨日のB2.3以降も、B2.6などのBクラスの小さいフレアを 繰り返し発生させています。 この後も活動は続くでしょうか。 太陽風は300km/秒前後の低速の風が続いています。 磁場強度も3〜4nTとやや弱い状態が続いていましたが、 グラフの後半で5nTに少し高まり、 磁場の南北成分が北向きから南向きに切り替わっています。 変化の規模としては小さいですが、 磁場が南向きに振れているので、 磁気圏の活動がやや高まるかもしれません。 ここまでの磁気圏は静穏で、AE指数はほとんど変化がありません。 太陽の南東に現れた新しい黒点。SDO衛星の磁場と可視光写真。 (c) SDO (NASA)、作図:宇宙天気ニュース SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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