宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

Supported by NIT, Kagoshima College  
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:21)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気嵐がやや発達しています。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
8/ 6 --- ---
8/ 5 --- ---
8/ 4 --- ---

黒点  8/ 6 (NOAA)
磁場 フレア
2770 3 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:14 463 +0.7
-2 h 437 -1.4
-4 h 436 +1.7
-6 h 432 -0.4
-8 h 462 -1.7
-10 h 463 -1.7
-12 h 472 +0.5

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
11:30 -67 -/ -
-2 h -49 -/ -
-4 h -51 -/ -
-6 h -46 -/ -
-8 h -44 -/ -
-10 h -41 -/ -
-12 h -46 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.5 1x10^3
8/ 6 0.8 3x10^3
8/ 5 0.8 2x10^3
8/ 4 0.7 7x10^2
8/ 3 0.7 2x10^2
8/ 2 0.8 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
Canada (CSA)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2020/ 8/ 1 13:59 低速の太陽風が続き、磁気圏も穏やかです。北東の端から小さい黒点が現れた様です。
2020/ 8/ 2 12:47 太陽風はより低速になり、磁気圏も穏やかです。
2020/ 8/ 3 12:38 高速太陽風が到来し、磁気圏の活動も高まっています。7月の黒点数は 6.3 でした。
2020/ 8/ 4 13:23 太陽風は720km/秒に速度が高まっています。太陽に新しい黒点が現れています。
2020/ 8/ 5 11:39 高速の太陽風が続いていますが、速度は下がり始めています。
最新のニュース

2020/ 8/ 6 12:21 更新
高速太陽風は終わり、磁気圏も穏やかです。

担当 篠原

太陽風の速度は、昨夜には500km/秒台を割り、
現在は430〜450km/秒程度まで下がっています。
高速の太陽風は終わり、平均的な速さに戻りかけています。
今回の速度の高まりは、3日ほど続いています。

太陽風の磁場強度は、2nTから5nTへ上がり、
こちらも平均的な状態に戻っています。
南北成分の変化は小さく、磁気圏は穏やかです。
AE指数は、小さい変化が起きている程度です。

SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真は、
低緯度域は全体がぼんやりと光っていて、
コロナホールはありません。
この後は、穏やかな太陽風が続きそうです。


太陽は、北東側(左上)に2770黒点群が見えています。
広がりに特に変化は見られません。

X線グラフでは、B2の小さい変化が発生しています。
活動が高まっている様子はなく、太陽は穏やかです。




SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr


GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




  宇宙天気ニュースは、
  鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。

このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。