宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2020/ 8/ 6 12:21 更新 高速太陽風は終わり、磁気圏も穏やかです。 担当 篠原 太陽風の速度は、昨夜には500km/秒台を割り、 現在は430〜450km/秒程度まで下がっています。 高速の太陽風は終わり、平均的な速さに戻りかけています。 今回の速度の高まりは、3日ほど続いています。 太陽風の磁場強度は、2nTから5nTへ上がり、 こちらも平均的な状態に戻っています。 南北成分の変化は小さく、磁気圏は穏やかです。 AE指数は、小さい変化が起きている程度です。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真は、 低緯度域は全体がぼんやりと光っていて、 コロナホールはありません。 この後は、穏やかな太陽風が続きそうです。 太陽は、北東側(左上)に2770黒点群が見えています。 広がりに特に変化は見られません。 X線グラフでは、B2の小さい変化が発生しています。 活動が高まっている様子はなく、太陽は穏やかです。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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