宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2020/ 8/ 1 13:59 更新 低速の太陽風が続き、磁気圏も穏やかです。北東の端から小さい黒点が現れた様です。 担当 篠原 太陽風の速度は、330km/秒から370km/秒へ上がり、 再び340km/秒へ下がる小幅の変化をしています。 低速の状態が続いています。 磁場強度も、3nTから5nTへ上がり、 その後3nTへ下がっています。 現在はやや弱い状態です。 磁場の南北成分は、グラフの前半は南寄り、 後半は北寄りとなっています。 南寄りだった頃に、AE指数に300〜500nTの 小規模の変化が起きていますが、 全体としては、磁気圏も穏やかです。 SDO衛星AIA193では、 北半球のコロナホールが西にだいぶ進んでいます。 この領域の影響はやって来るでしょうか。 太陽の北東の端(左上)から活動的な領域が上がってきました。 SDO衛星の可視光写真を拡大すると、 とても小さい黒点が見えている様です。 場所は北緯27度程度と高く、新しい第25期の黒点です。 X線グラフは、Aクラスの小さい変化が起きている程度で、 太陽は穏やかです。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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