宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2020/ 7/30 14:02 更新 低速の太陽風が続いています。磁気圏も穏やかです。 担当 篠原 太陽風は、320〜350km/秒と低速の風が続いています。 磁場強度は、グラフの前半は2nT程度へ下がっていましたが、 後半は5nTと平均的な状態になっています。 磁場の南北成分は小さい変化が続いていて、 磁気圏は穏やかな状態が続いています。 太陽風のグラフの最後で、 磁場の南北成分が -5nTと南向きに少し強まっています。 この状態が続くと、磁気圏の活動も少し高まるでしょう。 SDO衛星AIA193では、 北半球のコロナホールが太陽の中央線付近に見えています。 3〜4日後くらいにこの領域の影響がやって来るでしょうか。 太陽は、2つの黒点群が見えていますが、 活動は特になく、穏やかです。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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