宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2020/ 7/29 11:29 更新 太陽風はやや低速になっています。磁気圏は穏やかです。 担当 篠原 太陽の北東に現れた黒点は、 2768群と番号が付けられています。 南西の2767群より小さい黒点が1つ見えるだけです。 X線グラフも変化はなく、太陽は穏やかです。 太陽風の速度は、400km/秒から370km/秒へ下がり、 やや低速になっています。 磁場強度も、3nTへ下がってやや弱くなっています。 磁場の南北成分は、小さく南北に変化しています。 AE指数では、小規模の変化が時々発生していますが、 全体としては穏やかです。 SDO衛星AIA193では、 北極から下へ伸びているコロナホールが見えています。 高めの緯度で止まっているので、 地球への影響は小さくなりそうです。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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