宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (09:51)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気嵐がやや発達しています。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
7/26 --- ---
7/25 --- ---
7/24 --- ---

黒点  7/26 (NOAA)
磁場 フレア
2767 1 α ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
09:45 408 +1.4
-2 h 405 +1.9
-4 h 377 +0.6
-6 h 362 +3.7
-8 h 357 +2.0
-10 h 370 +4.1
-12 h 361 +5.7

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
09:30 -50 -/ -
-2 h -35 -/ -
-4 h -38 -/ -
-6 h -38 -/ -
-8 h -36 -/ -
-10 h -38 -/ -
-12 h -39 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.5 6x10^1
7/26 0.7 4x10^2
7/25 0.8 1x10^2
7/24 0.7 2x10^2
7/23 0.7 3x10^2
7/22 0.8 3x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2020/ 7/21 13:48 低速の太陽風が続いています。磁気圏も穏やかです。
2020/ 7/22 13:45 太陽の南東に新しい黒点が現れています。太陽風は更に低速になっています。
2020/ 7/23 13:11 低速の太陽風が続き、磁気圏も穏やかです。
2020/ 7/24 10:40 低速の太陽風が続いています。磁気圏も穏やかです。
2020/ 7/25 09:21 太陽風の磁場が強まり、南向きに変化して磁気圏の活動が高まっています。
最新のニュース

2020/ 7/26 09:51 更新
太陽風磁場の南向きの変化は終わり、磁気圏は穏やかになっています。

担当 篠原

昨日のニュースの後、太陽風磁場の南向きの変化は小さくなり、
午後には0nT付近へ、そして夜には北向きに切り替わりました。
10nT近くに強まっていた磁場強度も、
その頃には5nTと平均的な値に下がり、
現在は2nTと弱くなっています。

一方、太陽風の速度は370km/秒とやや低速でしたが、
グラフの最後で400km/秒へ少し上がっています。

太陽風磁場の南向きの変化が終わったため、
磁気圏の活動は小さくなっています。
AE指数は、グラフの最初に1000nTに達する
大きい変化が起きていますが、
以降は500nTくらいの変化が時々起きている程度です。

Dst指数の速報値も昨日のグラフ以降は変化が小さくなり、
-75nTが最大の変化になっています。


太陽では、東側の赤道近くに見えた小さい黒点はすぐに消え、
南東の2767黒点群だけになっています。
黒点群の活動は特になく、穏やかです。

SDO衛星AIA193の太陽の北東の端(左上)を見ると、
コロナの明るい領域が少し盛り上がっています。
STEREO Ahead衛星によると、この向こう側に活動的な領域があり、
その上部が地球から見え始めている様です。
2〜3日後くらいに姿を現しそうです。
注目してください。





Dst指数の速報値は -75nTの変化となり、中規模の磁気嵐が発生した様です。
(c) 京都大学WDC


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr


GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。