宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2020/ 7/24 10:40 更新 低速の太陽風が続いています。磁気圏も穏やかです。 担当 篠原 太陽風は、300〜310km/秒と低速の状態で安定しています。 磁場強度は、3nT前後とやや弱い状態です。 磁場の南北成分は、小さい変化に留まっていて、 速度がだいぶ下がっていることもあり、磁気圏は穏やかです。 AE指数は、小さい変化が見られる程度です。 SDO衛星AIA193では、 南極から縦に伸びるコロナホールが、 太陽の中心線を越えて西側に進んでいます。 3日後くらいにこの領域の影響が見られるかもしれません。 太陽の南東の2767黒点群は、特に変化は見られません。 X線グラフは、Aクラスの小さい変化が時々発生している程度で、 穏やかな状態が続いています。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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