宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2020/ 7/23 13:11 更新 低速の太陽風が続き、磁気圏も穏やかです。 担当 篠原 太陽風は、300〜320km/秒と低速の風が続いています。 磁場強度は、4〜5nTと平均的な状態ですが、 グラフの最後で3nTへ少し下がっています。 磁気圏は穏やかで、AE指数はほとんど変化のない状態です。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真の 低緯度域に見えるコロナホールに注目していましたが、 今のところ影響は来ていません。 今日の写真では、太陽の中央部から南極方向に 縦に伸びるコロナホールも見えています。 この領域の影響は4日後くらいになりそうですが、 引き続き太陽風の変化に注目してください。 太陽では、南東の2767黒点群が良く見える様になっています。 X線グラフは、Aクラスの変化が起きている程度で、 活動としては穏やかな状態です。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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