宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2020/ 7/21 13:48 更新 低速の太陽風が続いています。磁気圏も穏やかです。 担当 篠原 太陽風の速度は、350km/秒前後と低速の状態が続いています。 磁場強度は、グラフの中盤まで3nTとやや弱い状態ですが、 最後に4nTへ少し上がっています。 磁場の南北成分は、小さく変化する程度です。 低速という状況もあり、 磁気圏は穏やかで、AE指数は特に変化のない状態です。 SDO衛星AIA193では、 南半球の低緯度域に広がるコロナホールが、 西半球側にだいぶ進んでいます。 今後、この領域の影響がやって来るかどうか、 太陽風の変化に注目して下さい。 太陽は、無黒点で穏やかな状態が続いています。 SDO衛星AIA193を見ると、 南東の端(左下)に明るい領域が見えていて、 活動的な領域が近付いている様です。 黒点は現れるでしょうか。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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