宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2020/ 7/16 12:54 更新 太陽風は平均的な速さです。磁気圏は穏やかです。 担当 篠原 太陽風は、昨日のニュースの後に速度がゆっくりと上昇し、 グラフの最後は、430km/秒と平均的な速さになっています。 磁場強度は、7nTと少し強まっています。 この後さらに速度が上がっていくのか、注目して下さい。 磁場の南北成分は、 グラフの中ほどに一時的に南を向く時間帯がありますが、 その他は弱い北寄りの状態です。 磁気圏は穏やかで、 AE指数は700nTの変化が1回発生していますが、 その他は特に変化のない状態です。 SDO衛星AIA193では、 低緯度域にコロナホールは見られず、 太陽風は、基本的には穏やかに推移しそうです。 太陽は、昨日紹介した小さい黒点が、 南半球の中央部に見えています。 SDO衛星AIA193で、明るく光っている辺りです。 X線グラフに変化はなく、活動は穏やかです。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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