宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by NIT, Kagoshima College |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2020/ 7/12 12:53 更新 太陽風は低速の状態が続いています。磁気圏も穏やかです。 担当 篠原 太陽風の速度は300km/秒近くまで下がり、 低速の風が続いています。 磁場強度は、2nT程度に下がり弱くなっています。 南北成分は0nT付近で小さく、 速度が下がっていることもあり、磁気圏は穏やかの様です。 AE指数はグラフが太い状態が続いていますが、 特に変化はない様です。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、 低緯度域にコロナホールは見られず、 この後も穏やかな太陽風が続きそうです。 X線グラフは、Aクラスの小さい変化が2回発生しています。 どちらも西の端に近付いた2766黒点群で発生しています。 現在はほぼ端に達していて、もうすぐ沈みそうです。 その他に活動的な領域はなく、太陽は穏やかです。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |