宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2020/ 7/ 9 11:55 更新 太陽風は低速になっています。磁気圏も穏やかです。 担当 篠原 太陽風の速度は350km/秒へ下がり、 低速の風になっています。 磁場強度は、3nT前後とやや弱い状態です。 磁場の南北成分は、0nT付近で小さく変化する程度です。 AE指数はグラフが見にくくなっていますが、 変化はほとんどない様で、磁気圏の活動は穏やかです。 SDO衛星AIA193は、 太陽の中心部に淡いコロナホールが見えている様です。 3〜4日後くらいの太陽風に、弱い影響が見られるかもしれません。 太陽は無黒点ですが、 南東(左下)に磁場の小さい強まりが発生していて、 この後、黒点が現れるかもしれません。 (SDO衛星AIA193で明るく光っている場所です) X線グラフに変化はなく、太陽は穏やかです。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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