宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2020/ 7/ 8 11:44 更新 太陽風は平均的な速度に戻っています。太陽は無黒点です。 担当 篠原 太陽風の速度は、昨日のニュースの後はゆっくりと下がり、 今朝くらいに400km/秒と平均的な状態になって、 現在までこの速度で安定しています。 今回の太陽風速度の高まりは、 およそ3日で終わりを迎えた様です。 磁場強度も、4nTから2nTへ下がり、 弱い状態になっています。 磁場の南北成分は、 0nT付近から、弱い北寄りの傾向に変わっています。 磁気圏は静穏で、AE指数は特に変化の見られない状態です。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、 太陽の中心部にコロナホールの暗い領域が見えています。 3〜4日後くらいに太陽風の高まりが到来するかもしれません。 太陽で昨日見えていた小さい黒点は、 どちらも昨夜遅くに見えなくなり、 現在は無黒点になっています。 X線グラフも変化はなく、太陽は穏やかです。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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