宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2020/ 7/11 13:31 更新 2766黒点群が再び現れて消えています。低速の太陽風が続いています。 担当 篠原 昨日太陽の南西に見えていた小さい黒点は、 その後消えていきました。 そして、西の端近くに進んでいた2766黒点群に 黒点が再び現れましたが、 こちらもすぐ小さくなり、現在は微かに見える程度です。 このまま太陽は無黒点になりそうです。 太陽風は、330km/秒と低速の風が続いています。 磁場強度は、4nT前後と平均的な状態です。 磁場の南北成分は、0nT付近で小さく変化しています。 AE指数は見にくい状態が続いていますが、 特に変化は見られず、磁気圏は穏やかです。 SDO衛星AIA193は、北極と南極にコロナホールがありますが、 低緯度域はぼんやりと光ってるだけです。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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