宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by NIT, Kagoshima College |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2020/ 7/ 6 12:03 更新 太陽風速度の高まりは続いています。黒点は小さくなっています。 担当 篠原 500km/秒に高まっていた太陽風の速度は、 今日未明に450km/秒へ少し下がりましたが、 グラフの最後で再び500km/秒に高まっています。 磁場強度は、5nT前後と平均的な状態です。 磁場の南北成分は、-5nT程度の南向きの変化があり、 AE指数に500〜800nTの中規模の変化が発生しています。 太陽風のグラフの最後では、 磁場は弱い北寄りになっていて、 この傾向が続くと、磁気圏は穏やかになるでしょう。 27日周期の図を見ると、 前周期の太陽風はもう3日ほど速度の高まりが続いています。 今回はどのくらいの期間になるでしょうか。 太陽では、2766黒点群の黒点は 昨日よりも小さくなっていて、 このまま消えてしまうかもしれません。 X線グラフに、 ゆっくりとした、強度の小さい高まりが起きています。 SDO衛星AIA193の画像を参照すると、 弱いフィラメント噴出か何かが起きている様です。 STEREO Ahead衛星の画像では、 淡いCME(コロナ質量放出)も飛び出しているようで、 3〜4日後くらいに影響がやって来るかもしれません。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |