宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2020/ 7/ 5 13:58 更新 高速の太陽風が到来しています。太陽に小さい黒点が現れています。 担当 篠原 昨夜遅くから、太陽風の速度はゆっくりと上昇して、 グラフの最後でちょうど500km/秒に達し、 高速の状態になっています。 27日周期の図の前周期とほとんど同じタイミングで、 太陽風速度の変化が帰ってきました。 磁場強度は、速度が上がる頃に10nTに強まり、 現在は7nTへ少し下がっています。 磁場の南北成分は、振れ幅もやや強まって、 南北に変化しています。 AE指数は、磁場が南向きに振れた頃に、 500nTの変化が発生しています。 この後も、同様の変化が見られるかもしれません。 前周期の速度の高まりは、4日ほど続きました。 今回はどうなるでしょうか。 太陽では、赤道近くの東側(左側)に、 昨日の午後から黒点が現れ、 2766黒点群と番号が付けられています。 現れた位置は北緯6度と低く、古い第24期の黒点です。 X線グラフに変化はなく、活動は穏やかです。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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