宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

Supported by NIT, Kagoshima College  
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:11)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気嵐がやや発達しています。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
7/ 2 --- ---
7/ 1 --- ---
6/30 --- ---

黒点  7/ 2 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:04 325 -0.1
-2 h 332 +0.6
-4 h 333 -0.9
-6 h 328 +2.1
-8 h 337 -5.2
-10 h 316 -0.0
-12 h 316 +1.4

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
11:30 -40 -/ -
-2 h -29 -/ -
-4 h -31 -/ -
-6 h -26 -/ -
-8 h -21 -/ -
-10 h -27 -/ -
-12 h -27 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.5 3x10^1
7/ 2 0.7 2x10^2
7/ 1 0.7 2x10^2
6/30 0.8 2x10^2
6/29 0.7 2x10^2
6/28 0.7 1x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
Canada (CSA)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2020/ 6/27 14:19 太陽の西側の2か所に小さい黒点が現れています。太陽風は低速です。
2020/ 6/28 12:46 太陽風の速度が少し高まり、再び低速に戻っています。
2020/ 6/29 12:11 低速の太陽風が続いています。磁気圏も穏やかです。
2020/ 6/30 13:22 太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。
2020/ 7/ 1 12:18 太陽の南東に小さい黒点が現れています。低速の太陽風が続いています。
最新のニュース

2020/ 7/ 2 12:11 更新
南東の黒点は小さいままです。6月の黒点数は 5.8 でした。

担当 篠原

WDC-SILSOより、
6月の黒点相対数の月平均値は、 5.8 と発表されました。

6月の太陽は、3日に東端から2765黒点群が現れ、
そのまま西に進んで15日に西の端に沈みました。
このため、黒点相対数は13日間にわたって10前後の日が続きました。
この他にも、1日と、26日、27日にも黒点が観測されています。

月平均値は5.8となり、
1月の6.4、4月の5.4に続き、
昨年後半から続く1前後の低い平均値よりも、
少し高まった結果になりました。

無黒点の日数は14日と月の半分以下になっています。
これも1月以来です。

とは言え、黒点が増えてきたという印象はまだなく、
この後はどの様に進んでいくのでしょうか。



昨日太陽の南東に現れた黒点は、
SDO衛星の可視光写真を拡大すると、現在も小さく見えています。
左横にも小さい黒点が新しく現れている様です。

X線グラフでは、Aクラスの小さい変化が起きていますが、
活動が高まっている様子ではありません。


太陽風は、320〜340km/秒の低速の風が続いています。
磁場強度は、5nT前後が続いていましたが、
グラフの最後で3nTとやや弱くなっています。

磁気圏は穏やかで、
AE指数は小規模の変化が時々見られる程度です。




太陽黒点相対数の長期変化。6月の黒点相対数は 5.8 でした。
(c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース


1970年以降の太陽黒点相対数の長期変化。
(c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース


1970年以降の月毎の無黒点日の日数。
(c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr



  宇宙天気ニュースは、
  鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。

このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。