宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2020/ 6/27 14:19 更新 太陽の西側の2か所に小さい黒点が現れています。太陽風は低速です。 担当 篠原 太陽の西側(右側)の2か所に小さい黒点が現れています。 ひとつは、西の端近くの北緯10度程度の低い所に、 昨日の昼過ぎくらいから見え始めました。 現在は小さくなって、 掲載の拡大写真ではほとんど見えなくなっています。 古い第24期の磁場の並びになっています。 もうひとつは南西側(右下)の南緯25度程度とやや高く、 磁場の並びは新しい第25期の順番です。 今朝くらいから見え始めて、 掲載の写真でも小さく黒い点が見えています。 10日ぶりの黒点の話題です。 X線グラフに特に変化はなく、活動は穏やかです。 太陽風の速度は、350km/秒から310km/秒へ下がり、 より低速の状態になっています。 磁場強度は、3nTから8nTへ少し高まって、 現在は3nTへ戻っています。 磁場が少し強まった頃に、 南北成分も南向きに少し強まりましたが、 AE指数に特に変化は見られず、磁気圏は穏やかに推移しています。 太陽の西端に現れた新しい黒点。SDO衛星の磁場と可視光写真。 (c) SDO (NASA)、作図:宇宙天気ニュース SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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