宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by NIT, Kagoshima College |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2020/ 6/22 12:00 更新 太陽風は更に低速になっています。磁気圏も穏やかです。 担当 篠原 太陽風の速度は、320km/秒から310lkm/秒へ下がり、 グラフの最後では300km/秒を少し割るくらいに下がっています。 小幅の変化ですが、太陽風は更に低速になっています。 磁場強度は、3nT前後でやや弱い状態です。 南北成分は、南北に振れていますが小さい変化です。 磁気圏は静穏で、 AE指数は時々小さい変化が起きている程度です。 SDO衛星AIA193では、 太陽中央部の東寄りに淡いコロナホールが見えています。 4〜5日後くらいの太陽風に、この領域の影響が現れるでしょうか。 それがなければ、低速の穏やかな太陽風が続きそうです。 太陽は無黒点です。 X線グラフも静かです。 昨日の部分日食は、時々小雨がぱらつく様な天候で、 ネットの中継を見るしかありませんでした。 九州でも北部は晴れていたようで、少しの差で残念な結果になりました。 今日の鹿児島は、朝から青空が広がっています。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |