宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2020/ 6/17 11:26 更新 太陽風は低速の状態が続き、磁気圏も穏やかです。 担当 篠原 太陽風は、330〜350km/秒へ速度が少し上がっていますが、 低速の風が続いています。 磁場強度は、2〜5nTの間を上下していて、 平均的かやや弱い状態です。 全体としては穏やかな太陽風が続いています。 磁気圏も穏やかで、 AE指数は、200nTくらいの小さい変化が起きている程度です。 SDO衛星AIA193は、極域にコロナホールがありますが、 他の領域はぼんやりと光っているだけです。 この後も太陽風は穏やかな状態が続きそうです。 太陽は無黒点です。 東端の向こう側から活動的な領域が近付いていて、 SDO衛星AIA193でも明るく見え始めています。 広がりは小さい様ですが、黒点はどうでしょうか。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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