宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2020/ 6/18 11:31 更新 太陽風の速度は280km/秒に下がっています。太陽は無黒点です。 担当 篠原 太陽風の速度は、昨夜遅くに300km/秒台を割って、 280km/秒へ下がっています。 かなり低速の風になっています。 磁場強度も、速度が下がった後は 2〜3nTと弱くなっています。 磁気圏は穏やかで、AE指数のグラフは、 途中に300nTの小規模の変化が起きていますが、 その前後はとても静かです。 SDO衛星AIA193では、 低緯度域にコロナホールは見られません。 太陽風は穏やかな状態が続きそうです。 SDO衛星AIA193を見ると、東端に小さく光る点が現れています。 STEREO Ahead衛星で見えていた活動領域ですが、 可視光写真では白斑がありますが、黒点は見えていない様です。 X線グラフも特に変化はなく、活動は穏やかな様です。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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