宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2020/ 6/ 3 13:14 更新 太陽の東端から黒点が現れました。太陽風は低速です。 担当 篠原 太陽の東端から黒点が現れました。 SDO衛星による磁場と可視光の写真を掲載します。 まだ端いっぱいの所にあるので、 可視光写真は、見やすいように明るく加工しています。 磁場の様子ははっきり分かりませんが、 位置は南緯23度程度と、高めの出現です。 この領域では、昨日の午後、2日15時(世界時2日6時)頃にも、 Bクラスの活動が発生しています。 昨日から今日にかけてのこの領域の様子を、 SDO衛星AIA193の動画で紹介します。 太陽の端の向こうで活動が続いています。 こちら側に回ってきて、今後どの様な変化を見せるでしょうか。 太陽風は、昨夜くらいで磁場強度は5nTに下がり、 平均的な状態に戻っています。 現在は4nTで安定しています。 速度は350km/秒と低速の状態が続いています。 磁場の南北成分は、南寄りの変化も昨夜で終わり、 以降は、0nT付近で推移しています。 磁気圏も穏やかになって、 AE指数は変化が小さくなっています。 太陽の東端に現れた黒点。SDO衛星の磁場と可視光写真。 (c) SDO (NASA)、作図:宇宙天気ニュース 黒点の領域の活動の様子。SDO衛星AIA193。 (c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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