宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2020/ 5/31 10:57 更新 太陽の北東に小さい黒点が見えています。活動は静かになっています。 担当 篠原 太陽の北東端の活動は、昨日のニュース以降は落ち着いて、 X線グラフに変化は見られなくなっています。 活動領域はこちら側に回り込んで来て、 今日の写真では、とても小さい黒点が見えている様です。 このまま活動は終わってしまうのか、一休みして再び高まるのか、 この後も注目してください。 太陽風は、昨日のニュースの後も速度がゆっくりと上昇し、 今日に入る頃、420km/秒まで高まりました。 以降、400km/秒前後と平均的な状態で推移しています。 磁場強度は、昨日の午後にかけて14nTまで高まり、 以降は次第に低下して、現在は5nTと平均的な状態に戻っています。 このため、速度の上昇もこの辺りで落ち着くのではないでしょうか。 磁場の南北成分は、南北に変化しています。 磁場強度が高まったので、南向きの変化もある程度大きくなっています。 このため、磁気圏の活動も高まって、 AE指数では、500〜700nTの中規模の変化が連続的に発生しています。 現在は、磁場強度が下がってきて、南向きの変化も小幅になっています。 磁気圏の活動は、規模が次第に小さくなるのではないでしょうか。 (c) SDO (NASA)、作図:宇宙天気ニュース SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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