宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2020/ 5/27 11:42 更新 低速の太陽風が続いています。太陽は無黒点です。 担当 篠原 太陽風は、310km/秒と低速の風が続いています。 磁場強度も、3nTとやや弱い状態です。 磁場の南北成分は、 弱い南向きの変化が発生している程度です。 速度がだいぶ下がっている事もあり、磁気圏は穏やかです。 (今日のAE指数のグラフは、後半からデータエラーが起きています) 27日周期の図を見ると、 前周期の太陽風は、4月30日以降300km/秒台の低速風が続いています。 掲載しているグラフの後もこの状態が続き、 グラフの右端のさらに10日後、 5月19日にやっと400km/秒に高まる程度です。 SDO衛星AIA193は、 太陽の中央部に小さいコロナホールが見える程度で、 この後も穏やかな太陽風が続きそうです。 昨日見えていた小さい黒点は、すぐに見えなくなり、 現在は無黒点です。 太陽は穏やかな状態が続いています。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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