宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2020/ 5/26 12:41 更新 太陽に小さい黒点が見えています。低速の太陽風が続いています。 担当 篠原 SDO衛星の可視光写真を拡大すると、 太陽の西の端近くの低緯度に、 今朝から小さい黒点が現れている様です。 掲載の写真では、黒点は小さすぎて分かりません。 AIA193のコロナ写真で、小さく明るく光っている領域です。 このまま消えると、黒点群の番号は付かないままになりそうです。 太陽風は、310〜320km/秒と低速の風が続いています。 磁場強度は、3〜5nTへ少し下がっています。 昨日のニュース以降、 磁場の南北成分は北寄りか0nT付近になっていて、 磁気圏は静かになっています。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真は、 赤道域に小さいコロナホールがぽつぽつ見えている程度です。 この後も穏やかな太陽風が続きそうです。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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