宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2020/ 5/19 13:28 更新 太陽風は低速ですが、350km/秒へ少し上がっています。太陽は無黒点です。 担当 篠原 太陽風は、低速の状態が続いていますが、 速度が300km/秒から350km/秒へ少し上がっています。 変化としては小さいですが、 350km/秒まで上がったのは5月11日以来で、 1週間にわたって300km/秒の状態が続いていたことになります。 磁場強度も、4nTから8nTへ少し強まっています。 この後も、速度の上昇は続くでしょうか。 引き続き注目してください。 磁場の南北成分は、0nT付近で小さく変化しています。 磁気圏は穏やかで、AE指数はほとんど変化のない状態です。 SDO衛星AIA193では、低緯度域にコロナホールはなく、 穏やかな太陽風が続きそうです。 太陽は、SDO衛星AIA193の東側(左側)の南北に明るい領域が見えますが、 可視光写真では白斑が見えるだけで、黒点はありません。 太陽は無黒点が続いています。 X線グラフでは、Aクラスの小さい変化が2回発生しています。 しかし、活動が高まっている様子はありません。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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