宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by NIT, Kagoshima College |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2020/ 5/18 12:38 更新 太陽は無黒点です。太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。 担当 篠原 太陽の東端から現れた南北2つの活動領域は、 今日の可視光写真では、どちらも黒点は見えません。 掲載の写真の様に、白斑が見えるだけです。 磁場の並びは、どちらも新しい第25期の順番でした。 X線グラフでは、Aクラスの小さい変化が発生していますが、 活動の高まりは特に見られず、太陽は穏やかな状態です。 太陽風は、300〜310km/秒と低速の状態で安定していて、 速度のグラフは、横に線をひいたようになっています。 磁場強度は、4nT前後と平均的な状態です。 南北成分は、時々南向きに小さく変化する程度で、 低速でもあるため、磁気圏はとても穏やかです。 SDO衛星AIA193の低緯度域は、全体がぼんやりと光っています。 この後も穏やかな太陽風が続きそうです。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |