宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2020/ 5/15 11:57 更新 低速の太陽風が続いています。磁気圏もとても穏やかです。 担当 篠原 太陽風の速度は、300km/秒と低速の状態が続いています。 今日の速度のグラフも、 300km/秒の高さに張り付いたようになっています。 磁場強度は、2〜3nTと弱い状態で安定しています。 磁場の南北成分は、0nT付近で小さく変化する様になっています。 低速風でもあるため、磁気圏はとても穏やかで、 AE指数はほとんど変化がありません。 SDO衛星AIA193では、 太陽の中央部に小さいコロナホールが見えています。 太陽風への影響は見られるでしょうか。 太陽は、無黒点で穏やかな状態が続いています。 SDO衛星AIA193の北東端(左上)が少し明るくなっています。 STEREO Ahead衛星で見えていた活動的な領域が、 こちら側に近付いている様です。 この領域に黒点はできているでしょうか。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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