宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2020/ 5/14 12:50 更新 太陽風は300km/秒と低速で、磁気圏も穏やかです。 担当 篠原 太陽風は、300km/秒と低速の状態が続いています。 太陽風速度のグラフは、300の高さに横線を引いたようになっています。 磁場強度は2〜4nTで、やや弱い状態です。 磁場の南北成分は、弱い南向きの変化が半日ほど続いています。 しかし、振れ幅は小さく、速度も下がっているため、 磁気圏への影響は小さく、 AE指数は250nTの小さい高まりが2回起きているだけです。 SDO衛星AIA193は、南極域のコロナホールが目立つ程度です。 太陽風は穏やかな状態が続きそうです。 太陽は無黒点です。 STEREO Ahead衛星によると、 太陽の左端の向こう側にある活動的な領域は、 次第にこちら側に近付いています。 地球から見える様になるのは、3日後くらいでしょうか。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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