宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2020/ 5/13 12:55 更新 310km/秒と低速の太陽風が続いています。磁気圏も穏やかです。 担当 篠原 太陽風は、310km/秒と低速の風が続いています。 磁場強度は、3nT前後でやや弱い状態です。 磁場の南北成分は、グラフの中盤から弱い南寄りになっています。 変化としては小さく、磁気圏は穏やかで、 AE指数は300nTの小規模の変化が起きている程度です。 SDO衛星AIA193では、 南極側からコロナホールが縦に細く伸びているのが目立つ程度です。 太陽風は穏やかな状態が続きそうです。 太陽は、無黒点が続いています。 X線グラフも変化はありません。 太陽を横から観測しているSTEREO Ahead衛星によると、 太陽の左側の奥に活動的な領域がある様です。 もう5日ほどすると、こちら側に現れそうです。 それまで残っているでしょうか。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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