宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2020/ 4/ 2 12:52 更新 太陽風は平均的な速度に戻っています。2759黒点群は少し大きくなっています。 担当 篠原 太陽風の速度は、昨日のニュースの後に再び500km/秒へ高まりましたが、 その後は低下が続いて、420km/秒と平均的な速さに戻っています。 磁場強度は、3〜4nTとやや弱い状態です。 磁場の南北成分は、 南寄りに変化していますが、振れ幅は小さく、 AE指数は小規模の変化が起きている程度です。 太陽風の速度が下がってきたので、 磁気圏は穏やかになっていくでしょう。 SDO衛星AIA193は、 太陽の中心部に小さいコロナホールが見える程度です。 27日周期の図の前周期と同様に、 しばらく穏やかな太陽風が続きそうです。 太陽の2759黒点群は、昨日より少し大きくなっています。 X線グラフでは、Aクラスの小さいフレアも起きています。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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