宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (14:51)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
3/31 --- ---
3/30 --- ---
3/29 --- ---

黒点  3/31 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
14:45 492 -1.6
-2 h 496 +1.5
-4 h 510 -4.4
-6 h 508 -2.7
-8 h 487 -0.9
-10 h 491 -2.7
-12 h 508 -4.7

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
14:30 -21 -/ -
-2 h -34 -/ -
-4 h -32 -/ -
-6 h -20 -/ -
-8 h -26 -/ -
-10 h -21 -/ -
-12 h -8 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.5 1x10^1
3/31 0.7 5x10^2
3/30 0.7 3x10^2
3/29 0.8 5x10^2
3/28 0.8 5x10^2
3/27 0.8 2x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
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AIA193動画 (SDO)
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SUVI131 (GOES)
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2020/ 3/26 12:58 太陽風は平均的な速度で、磁気圏は穏やかです。
2020/ 3/27 13:15 太陽風は平均的な速度が続いています。
2020/ 3/28 13:20 太陽風はやや低速になっています。
2020/ 3/29 13:02 太陽風は平均的な状態です。磁気圏も概ね静穏です。
2020/ 3/30 13:25 太陽の北東端に小さい黒点が現れています。太陽風は低速になっています。
最新のニュース

2020/ 3/31 14:51 更新
太陽の黒点は少し見やすくなっています。太陽風が高速になり、磁気圏の活動も高まっています。

担当 篠原

太陽の北東(左上)に現れた黒点は、
昨日よりも少し見やすくなっています。
SDO衛星による磁場と可視光の写真を掲載します。
磁場の並びは、左にS極、右にN極で、
新しい第25活動周期の北半球の順番です。
位置は、北緯28度くらいです。

今朝のNOAAの報告書では、
群の番号はまだ付けられていませんでした。

X線グラフでは、Aクラスの小さい変化が起きています。
一方、全体の強度はグラフの最後で少し下がっていて、
この後、弱まっていくのかもしれません。


太陽風は、昨夜から速度が高まり始め、
今日に入る頃に、500km/秒の高速風に達しています。
磁場強度は、5nTから6nTに少し上がっていますが、
平均的な状態です。

太陽の南半球に見えていたコロナホールの影響が
やって来たのかもしれません。

磁場の南北成分は、-3〜 -5nTの南向きの変化が続いています。
磁気圏の活動も高まって、
AE指数は、800nTに達する中規模の活動が続いています。

SDO衛星で見えていたコロナホールは、縦に細長く伸びていて、
横の広がりはありませんでした。
太陽風速度の高まりは、短い期間で終わるかもしれません。



太陽の北東側に現れている黒点。SDO衛星による磁場と可視光の写真。
(c) SDO (NASA)、作図:宇宙天気ニュース


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr



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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。