宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by NIT, Kagoshima College |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2020/ 3/31 14:51 更新 太陽の黒点は少し見やすくなっています。太陽風が高速になり、磁気圏の活動も高まっています。 担当 篠原 太陽の北東(左上)に現れた黒点は、 昨日よりも少し見やすくなっています。 SDO衛星による磁場と可視光の写真を掲載します。 磁場の並びは、左にS極、右にN極で、 新しい第25活動周期の北半球の順番です。 位置は、北緯28度くらいです。 今朝のNOAAの報告書では、 群の番号はまだ付けられていませんでした。 X線グラフでは、Aクラスの小さい変化が起きています。 一方、全体の強度はグラフの最後で少し下がっていて、 この後、弱まっていくのかもしれません。 太陽風は、昨夜から速度が高まり始め、 今日に入る頃に、500km/秒の高速風に達しています。 磁場強度は、5nTから6nTに少し上がっていますが、 平均的な状態です。 太陽の南半球に見えていたコロナホールの影響が やって来たのかもしれません。 磁場の南北成分は、-3〜 -5nTの南向きの変化が続いています。 磁気圏の活動も高まって、 AE指数は、800nTに達する中規模の活動が続いています。 SDO衛星で見えていたコロナホールは、縦に細長く伸びていて、 横の広がりはありませんでした。 太陽風速度の高まりは、短い期間で終わるかもしれません。 (c) SDO (NASA)、作図:宇宙天気ニュース SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |