宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2020/ 3/29 13:02 更新 太陽風は平均的な状態です。磁気圏も概ね静穏です。 担当 篠原 太陽風の速度は、370km/秒から400km/秒へゆっくり上がり、 平均的な速さに戻っています。 磁場強度も4nT程度と平均的な状態です。 磁場の南北成分は、弱い南向きになる時間帯があり、 AE指数に400〜500nTの小規模の変化が発生しています。 全体としては、磁気圏は穏やかです。 27日周期の図で前周期の2月29日〜3月1日に見られた 太陽風速度の高まりは、今回は到来していません。 一方、SDO衛星の南半球のコロナホールは更に西に進んでいます。 明日くらいからこの影響がやって来るかもしれません。 太陽は無黒点が続いています。 SDO衛星AIA193の北東側(左上)に明るい点が見えていますが、 ここに小さい磁場の強まりが現れています。 この後さらに強まって、黒点が発生するでしょうか。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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