宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2020/ 3/22 10:03 更新 太陽風の速度は再び高まりました。現在は平均的な速さです。 担当 篠原 太陽風の速度は、昨日の昼頃に500km/秒へ高まり、 夜まで高速の風が続きました。 今日に入る頃からゆっくり下がって、 現在は430km/秒前後と平均的な状態に戻っています。 磁場強度は、5nTから3nTに少し下がって、 再び5nTに戻る変化をしています。 現在は平均的な状態です。 磁場の南北成分は、小さく南北に変化しています。 磁気圏では小規模の活動が続いていて、 AE指数は200〜500nTの変化が繰り返し起きています。 この後、太陽風の速度は下がっていくのか、 やや高まった状態が続くのか、引き続き注目してください。 太陽は無黒点です。 X線グラフも変化のない状態です。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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