宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2020/ 3/11 12:49 更新 太陽風はさらに低速になっています。太陽は無黒点です。 担当 篠原 太陽風は、速度が300km/秒近くに下がって、 更に低速の風になっています。 磁場強度も1nT程度と弱くなっています。 磁気圏も穏やかで、 AE指数は小さい変化が見られる程度です。 SDO衛星AIA193では、 南極域から伸びていたコロナホールは西の端に近付いていて、 太陽風への影響は見られないまま通り過ぎそうです。 現在の低緯度域には、コロナホールは特に見られず、 この後も低速の穏やかな太陽風が続きそうです。 太陽は、2758黒点群が見えなくなり、 無黒点に戻っています。 X線グラフは、図の1枚目に掲載しています。 しばらくこの状態で紹介します。 グラフに変化はなく、太陽は穏やかです。 (c) NOAA/SWPC SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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