宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by NIT, Kagoshima College |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2020/ 3/ 8 12:49 更新 太陽の南側に黒点が出現しています。太陽風はやや低速です。 担当 篠原 昨日注目していた太陽の南東側(左下)に、黒点が発生しています。 今朝のNOAAの報告書に群番号は書かれていませんでしたが、 2月1日頃に出現していた2757群以来の黒点となりそうです。 緯度は南緯30度付近と高く、新しい第25活動周期の黒点でしょう。 磁場の並びは、縦に並びかけていますが、 左がN極(白)、右がS極(黒)となっていて、第25期の順番です。 X線グラフに変化はなく、活動は穏やかです。 太陽風の速度は、 350〜400km/秒の間をゆっくりと変化していて、やや低速の状態です。 磁場強度は、5nT程度で平均的な値です。 磁場の南北成分は、全体としては北寄りになっています。 このため磁気圏も穏やかで、 AE指数は、500nTの変化が起きた後は静かになっています。 SDO衛星AIA193では、 南極から伸びるコロナホールが西に少し進んでいます。 明後日くらいからこの領域の影響が見られるかもしれません。 (c) SDO (NASA)、作図:宇宙天気ニュース SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |