宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2020/ 3/ 7 13:16 更新 太陽風は低速で、磁気圏も概ね静穏です。 担当 篠原 太陽風は、320〜380km/秒の間を上下していますが、 低速の状態が続いています。 磁場強度は、昨夜に9nTへ少し高まりましたが、 現在は4nTへ下がって平均的な状態です。 磁場の南北成分は、南寄りから北寄りに変化し、 最後で再び南向きになっています。 磁場が南向きになった頃に、 AE指数に400nTの小規模の変化が発生していますが、 その他の時間帯は穏やかです。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真を見ると、 南極のコロナホールが低緯度側に縦に伸びています。 3日後くらいにこの領域の影響がやって来るかもしれません。 ただし、緯度が高めなので小さい変化に留まりそうです。 太陽は無黒点です。 SDO衛星AIA193の南東側(左下)の小さく明るい場所に、 磁場の強まりができています。 更に発達して黒点ができるかもしれません。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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