宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2020/ 3/ 9 12:29 更新 黒点に2758群と番号が付きました。太陽風は低速になっています。 担当 篠原 太陽の南東(左下)に現れた黒点は、2758群と番号が付きました。 掲載している可視光写真では、 黒点の大きさは昨日とほとんど同じですが、 昨夜遅くには、更に小さい黒点が周囲に複数個現れていました。 掲載の写真は、それらが消えた後の状態です。 X線グラフには、特に変化はありません。 太陽風は、昨夜遅くに速度が350km/秒へ下がり、 低速の風になっています。 磁場強度は、4nT前後で推移しています。 磁場の南北成分は、弱い南寄りになっています。 AE指数には小さい変化が度々発生していますが、 全体としては穏やかな状態です。 SDO衛星AIA193では、 南半球のコロナホールが更に西に進んでいます。 明日くらいから影響が見られるかもしれません。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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